開所までのプロセス
更新日:2020年11月27日
あなたにもできる!古民家型高齢者住宅!VOL1
まず何より大切なこと、それは「どんな施設にするのか」を意志決定することです。
数あるサービス形態の中から、どのようなサービスを行いたいのかを決めることから
始まります。
通所サービス、訪問サービス、施設サービス、それとも新規形態なのか………
みなさんご存知のように、公的介護サービスを行うには、その形態ごとに行政に対し
て事業者認定を受けなければなりません。
この認定を受けることが、とてもハードルの高いものとして私たちの目の前に立ちは
だかります。
申請そのものが複雑なのではなく、それを満たすための設置基準を満たすことがたい
へんな作業となるのです。
その中でも、訪問サービスは比較的開業しやすく、個人レベルでも目的は達成できま
すが、通所サービスになるといきなりハードルが高くなり、施設サービスになると手
が届かないほどのハードルとなります。要は企業レベルのパワーがなければまずクリ
アできないでしょう。
また新規形態の場合は手続きがより複雑となり、関係行政等に対して煩雑な書類提出
をしなければなりません。加えて現場の立ち入り検査も厳しく、決して肯定的な目で
は見てくれません。
ハウスメーカー系やデベロッパーなどが、新たに申請する場合などは、関係行政も事
務作業的に手続きを進めますが、これが個人での申請となると、重箱の隅をつつくよ
うな対応になります。(創業者の経験談)
実際、行政マンとのやりとり中、無理難題を提示され、手続き途中で何度も挫折しか
けたこともありました。
しかし、その手続き全てが終わり、無事開業までたどり着いた今となっては、そんな
に難しいことではなかったように感じています。
そこで…………
①どのようにして「京綾庵」を開業することが出来たのか?
②開業までにどれくらいの資金が必要なのか?
③入居者様獲得の方法は?
④収益性は?
⑤地域とのかかわり方は?
などについて次号から詳しく解説していきたいと思います。
興味を持たれた方は是非、引き続きご覧頂ければと思います。
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